神戸へ。
北野美術館へ、大畑いくのさんの「汽笛のまち」を見に。
神戸の坂道の上の方にある美術館への道のりは
尾道の坂の傾斜ともまた違う趣。
行きの電車、向かいのおじさんの靴下がコアラだった。
ランチタイムを逃し、お気に入りのインド料理屋も閉まっていて
唯一空いていた喫茶店へ。
テレビドラマの台詞をカウンターにいるおばあちゃんが
ずっと反復していた。たまに感情がこもった台詞回しになる。
美術館は、古い洋館で
所狭しと絵や絵本の原画、人形が並んでいた。
人とか花とか牛とかが動いている絵。
くたりと座るラクダ。
変な方向に捻ったからだがぶるぶるする感じ。かなり堪能する。
夕刻からのライブペインティング。
青い絵の具がナイフですーと伸びて行く。
水が加わり、緑が加わり、横ではギターがうぃんうぃん鳴っている。
ひりひりするけど、人が描いている姿、描いている動きは圧倒的に美しい。
賑やかな夜だった。北野のコドモタチも宵っ張りだった。
私は、汽車に乗ってここまで来て良かったなあと思いました。
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