2014年12月16日火曜日

quetzalさんにて


広島の東高須にquetzalさんというカフェがあります。
以前、この二階にあったfurico(今は尾道にあります)に来ていた時に知り合い今回、気になっていた「白い指企画」に参加させて頂いています。
「白い指企画」とは、quetzalの壁一面の黒板に言葉の通りチョークで絵を描くという企画です。なんだか想像力を掻き立てるネーミングが気になっていました。
白い指になって黒板に描くのは予想以上に楽しくて
いつか家の壁も黒板にしたい・・・と思いました。

是非、眺めながらお食事や美味しいケーキタイムを楽しんで頂けましたら。
quetzalさんのカレーもケーキも美しく美味しくほっぺが落ちますよー。


2014年6月2日月曜日

furico

広島の高須にお店があった時にもブローチを販売させて頂いていた
かなこちゃんのお店「furico」が新しく尾道に店舗を移してOPENしました。


かなこちゃんとは、いつ知り合ったんだろう。
広島でライブを見て、その後広島の地理があまり分かっていない私と一緒に
駅まで走ってくれたことはよく覚えている。
変な仮面をかぶって演奏する人々を見て
高揚してた私はいつもより喋った気がする。


去年東京の展示に寄ってくれた彼女とご飯を食べに行った時、
「尾道でお店をしたいなあ」と話していたら
そこの店主に「いつからするの?決めてしまいなさい!」と言われ
とまどいながら「6月迄には!」と答えていた様な記憶がある。
5月31日に開店したので、記憶が正しければ彼女は見事に叶えたことになる。
言葉って、言霊ってすごい。


そんなハレの日に、店先で似顔絵仮面をさせて頂きました。
とても晴れて暑かったけど、夕方風が吹いて来てとても気持ちよかった。

お店にも、生活の仲間にしたいものがたくさんあり
きっと夏には緑も増えて、どんどんいいお店になることでしょう。



かなこちゃん、おめでとう。




furico
〒722-0035 広島県尾道市土堂二丁目4-9 あなごのねどこ奥

2014年5月31日土曜日

再確認

毎日、めまぐるしく過ぎてゆく月末。

感情の振り幅が静かに広くて静止できない。
ある人には当たり前のことが、食べることが、色々なことを再確認する日々。

そんな中、一緒に舟をつくりにいった子が連泊してくれて
毎朝、ごはんを食べてくれて嬉しかった。
また遊びに来てくれたらいいな。

野菜を優しくつんでわけてもらいました。
緑ってきれいだな。夜半に友人と電話しながら再確認。

2014年5月30日金曜日

海族の舟

良く晴れた日に、
気持ちのよい川へ笹の舟をつくる手伝いへ。

緑が眩しくて、
水の色は緑のような青のような透明のような鏡のような。

太陽は暑く、じりじりと自分が乾いていくのが
くらくらしながら気持ちよかった。

笹と縄のみでできた舟は知恵がつまっていて
知らないことだらけで
眩しくて
やっぱりくらくらした。

やりたいことや知りたいことが溢れ帰ってくる5月。

2014年5月28日水曜日

大竹和紙小市

始発の電車で大竹へ。
リュックに、船長さんのトランクに、流木。
眠いような眠くないような心地で、うとうと街と山と海の車窓を眺めつつ
朝の犬の散歩をしてる人々をうとうと数えながら到着。


玖波駅まで、木の器を作るサイトウさんが迎えに来てくれました。
ありがとうございました。

大竹には、広島県唯一の手透き和紙の伝統があり
大竹和紙の歴史は400年以上。
その歴史を少しでも知ってもらおうと初めて行われた大竹和紙小市。
ご縁があって出店させて頂きました。



境内の中、外にお店が開かれそれぞれが大竹和紙と向き合ったものを
販売していました。

私は和紙で かみのとり をつくってゆきました。
大竹和紙、柔らかいのに強くてたおやか。
そうだ、これで鳥をつくろうと思ったのはなんででしょう。
多分、 かみのとり という響きが気に入ったから。




かみのとりは色んな方に買って頂き、羽ばたいていきました。
ありがとうございます。


初めましての方が多い中、以前広島で会った方が会いに来てくれたりして
とても嬉しい一日でした。
西念寺の看板娘。境内の中も楽しそうに歩いておりました。

お誘い頂いたちえさん、お世話になった皆様、ありがとうございました。

2014年4月2日水曜日

キノコ公園





キノコ公園でお花見をした。
コドモタチは、小さいながらに
みんな似ていて
みんな違って
みんなかわいい。

2014年3月29日土曜日

汽車に乗って、汽笛のまちへ

神戸へ。

北野美術館へ、大畑いくのさんの「汽笛のまち」を見に。

神戸の坂道の上の方にある美術館への道のりは
尾道の坂の傾斜ともまた違う趣。

行きの電車、向かいのおじさんの靴下がコアラだった。


ランチタイムを逃し、お気に入りのインド料理屋も閉まっていて
唯一空いていた喫茶店へ。
テレビドラマの台詞をカウンターにいるおばあちゃんが
ずっと反復していた。たまに感情がこもった台詞回しになる。

美術館は、古い洋館で
所狭しと絵や絵本の原画、人形が並んでいた。


人とか花とか牛とかが動いている絵。
くたりと座るラクダ。
変な方向に捻ったからだがぶるぶるする感じ。かなり堪能する。

夕刻からのライブペインティング。
青い絵の具がナイフですーと伸びて行く。

水が加わり、緑が加わり、横ではギターがうぃんうぃん鳴っている。

ひりひりするけど、人が描いている姿、描いている動きは圧倒的に美しい。
賑やかな夜だった。北野のコドモタチも宵っ張りだった。
私は、汽車に乗ってここまで来て良かったなあと思いました。



2014年3月27日木曜日

十日市アパート

今日は朝から広島へ。
十日市、ヲルガン座の1階にできた「十日市アパート」へ。

お店の壁面やメニューに絵を描かせて頂きに。

去年の11月の終わりも出かけたのだけど
その時はopen前の修羅場でまだ色々なモノが作られている過程だった。

それから程なく突風のように十日市アパートは
あっという間にお店になった。

今回はメニューをデザインするのやあれやこれや
店主のイズミさんが今日やることを紙にまとめてくれていた。

お好み焼きをご馳走になって
ぽちぽち作業。

ぽちぽち。
イズミさんはずっと動いている。
ペンキを剥がし、夜のイベントの手筈を整え、話しを聞いてあげ、
ずっと動いている。


結局、私もお泊りコース。
店内にある階段も昇りたかったんだけど、
隠し部屋のような席にも深く座って見たかったんだけど、
ぽちぽちパソコンでメニューを作ったり看板を描いていると
気付けば朝。

そのまま、ぽちぽち続けて
イズミさんにランチまでつくってもらって。
もうすぐ完成だよと言うとき、ヲルガン座のステージで
イズミさんがアコーディオンを弾きながら新しい曲を練習しだした。
朝から動き続けていたイズミさんがやっと見つけた隙間の時間に。

新しい曲、ホテルの曲。あと数曲。ほろり。
すごく贅沢な時間。
数年前に初めて夜のヲルガン座に来て、端々に感嘆した時の夜とか思い出したり
しました。






2014年3月5日水曜日

泳ぐ島々、浮かぶ人々



京都、self-so アートギャラリー での展示も無事終了しました。
ありがとうございました。
セルフソウは、京都の古い町家を使ったギャラリーで細長い土間もあり、
風のある日はゆらゆらガラスが音をたてて心地よい。
奥に進んだ先には優しい庭があり新緑の季節はきっと素晴らしいだろうと想像していました。
今回は搬入の際、ギャラリーに一泊させて頂いたので、あれやこれやとじっくり
展示方法を吟味しつつ。(夜、妹も手伝いに現れてくれました)

初めての関西でのしっかりとした展示ということで不安もありましたが
レンタサイクルを2週間借りて、毎日大阪から通うのも楽しみでした。
碁盤のような街並みを体感。




不思議と和の部屋にあう仮面たち。

似顔絵仮面も沢山沢山つくらせて頂きました。
高校の友人もかわいい子供達を連れて来てくれました。
色々、感慨深い歳になりました。