夜のピアノ

こんな夜でした。

                                                                                                             島崎智子live@paraisocoffee

景色の為の色

定期的に机の色を変えたくなる。

何層にも塗り重なった絵の具の層。

削れる度に下の色が出てくる。

一日の大半を過ごす場所の割合が少し変化したから、心地よい景色にしたいのだ。

富士山へ

富士山へ向かう。

数年前、富士山の山小屋で出会った友達との約束で山へ向かう。

　　　

御殿場駅で待ち合わせ。

前の晩、緊張と興奮で一睡もできず。

懐かしい道程を須走口5合目へ。

途中から激しい雨。立ってられないくらいの風。様子見ながら、きのこうどんを食べる。ちらりと近寄ってみるが少し雨風がひどい。只、雨が木を伝って葉っぱに落ち葉っぱたちがお辞儀を一斉にする風景を見れた。今回は上に登るのは断念して、レンタカーで富士山の裾野を一周する旅に変更となった。

　　　

　　

少し離れてみると雲にとりかこまれている富士山。渦がまいている。

思えば、富士山を外から眺めたことはあまりない。

一周といっても富士山は大きかった。

浅間神社もとても気持ちよかったし、湖越しに見た富士山も素晴らしかった。

翌日、また５合目迄行って、１週到達！

６合目迄昇ってラムネを飲んで下山。

少しだけ雲の上の世界へ。

夏

このお盆は、色々友人が訪ねて来てくれました。

おかげさまで、山にいったり島に足をのばしたり

灯籠流しに美味しいものと満ち満ち。

雨の久しく降らない猛暑の日々、海も山も川も流れていて良かった。

空が青くて、雲が海に映っていた。

お盆に出歩いたのは久々だったので本当に人がたくさんいるのだと驚いた。

瀬戸田の灯籠流しは、子供の頃よく見ていたけれど、こうやって灯籠をゆらゆら眺めながら踊られる盆踊り。いつまでも続いてほしい風景のひとつ。

来客のトリを飾ったカナコちゃんが、注文していたお財布を持って来てくれました。

青、青、青くて嬉しい。

ちゃんとした財布を買うのはいつぶりだろうか。

嬉しくてかばんにしまわず、手に持って歩きたい。

大阪

大阪の実家にゆったり帰るのは久しぶり。
ゆったりのつもりでも、あっという間。

途中下車の岡山で、大学の先輩と会う。
帰り道、食べたヤマモモのアイスがもう一度食べたいと思う。

夜は、何年ぶりだろう。父母と散歩がてら近所の神社の夏祭り。
ちきちきこんこんの祭り囃子は変わりなく、昔から好きなかき氷屋さんへも。
おじちゃんおばちゃん、年は経ているけど変わらぬ店にほろりとします。

そしてこのカレー。

高校の同級生も関わっているTACT/FESTも。
これは！と思ったデンマークのシアター・リフレクションの「アダムさんとイブさん」　本当に素晴らしかった。
想像力をどうしても駆使しなくてはならない、その余白の絶妙さ。

ガラスの粉のお月様

ふと、棚からぼた餅的にお誘い頂いて
七宝焼教室にいっていました。

さくさくと分かりやすく教えてくれる先生。
いつも奇麗だなと見ていた七宝焼の方法のはじっこを知る。

 小さい窯で、さらりと焼いてジュワジュワとガラスの粉が溶けてゆくのを
小さな窓から緊張しながら見守る。

 時間ギリギリまで粘って、完成。不思議、不思議。

七夕

今年の七夕は、東広島のReno第六ビルジング１周年記念の
「七夕楽市」に参加させて頂きました。

１階は、quetzalさんというカフェ
２階は、ブローチも販売させて頂いてるfuricoさん、
鉄の色々があるテツトカさん
木の色々があるM.SAIToWoodWoRKSさんという
楽しみたくさんの建物に色んな方が集まってのイベント。

天気は、晴れから風から雨まで吹き荒れ
お向かいのテツトカさんでは、溶接の稲妻が。

私は、furicoにスペースを作ってもらって
ありがたいことにたくさんの方の似顔絵仮面を作らせて頂きました。
お話もたくさんできて楽しかったな。

furico店主のかなこちゃんをはじめ、ライブも盛りだくさん。

カナコちゃん家にお世話になって、翌日はホテルのランチビュッフェに。
明日は何を食べようか？という問いに、「ビュッフェ。」という答えが帰ってくるとは
まさか予想できなかったけれども。
昨日は、ふたりともバッタバタだったのでご褒美、ご褒美。

そして、家に帰ってカナコちゃんのCDを開封して聞く。
大の字に畳に寝転んで、結構な音量で。
最初に、大きく息を吸う音がしてはじまり、はじまり。
風が吹いた気がした。

workshop

なかた美術館にて

nakata Labs「見せるだけのプレート」というワークショップの
恥ずかしながら講師をさせて頂きました。

白い皿に絵を描いてショープレートをつくろうというものです。

先ずは、開催中の「感じる光、感じる色彩。フォーヴと日本近代洋画」を鑑賞しながら

画板と紙を持って気になるモチーフ探しに館内をスケッチ。

それから白いお皿を選んで絵の具で描き始めます。

おろおろする私をおいて、皆、一心不乱に筆が進んでゆきます。

その集中力は凄まじく清々しく。すっかり私がその姿勢を教えられてしまう始末…

完成後は、美術館内にあるレストランで素敵にテーブルセッティングして頂き、

描いたお皿を並べてみました。

力作ぞろい！強者ぞろい！

なかた美術館のスタッフさんのブログでとても暖かく優しい文章と写真で

まとめて頂いています。

ご参加頂いた皆様、なかた美術館の皆様、ありがとうございました。

ひかり洋菓子店

いつもお世話になりすぎているお姉さんのケーキ屋さんのOPENに向けて
立て看板を作らせて頂きました。
その名も「ひかり洋菓子店」
植物性の材料だけを使ったナチュラルスイーツが並びます。
夢であった自分のお店を作り出した姉ちゃん、本当におめでとう。


ひかり洋菓子店
広島県福山市野上町1-3-13
084-927-3096

音楽とともに

先週、はじめてのライブペインティングをさせて頂きました。

最初は音を聞きつつ動いていた手が

だんだんと自分の手が動くこと
筆を持つ手がくるりと廻ること
指につけた絵の具をキャンパスに塗り付けて吸い込まれてなじんでいくこと
が
ただただ嬉しく
この手をつけてくれた両親やいろんなことにありがとうと思って描いてた

＋fin の音楽も素晴らしく

見に来てくれた方々、ありがとうございました。
photo by Richard Robertshawe

気球に乗って

結局、気球に乗りました。高い処が好きです。

イスタンブールの黒猫と黒い女性。

船に乗ってアジア側へ。尾道の渡船みたいだ。違いは町並みがちょっと巨大でそしてカモメが大量に飛んでいることぐらいだろうか。

カドキョイって可愛らしい名前の地区だが盛大に道に迷う。

探し当てた水餃子。美味しかった。ヨーグルトをかけて食べる。

店のおじさんが友達の父に似ていてしかもとても親切だった。

　　　

道端で売っている花屋が好きだ。
　　　
モザイクミュージアム。その膨大な仕事量にため息。モザイクしたいなあ。
　　　
市場は楽しい。何度往復しても嬉しい。色んなにおいがする。
　　　
トルコで好きになったもの、サレップ。
トロッとした素晴らしく甘い白い飲み物。この中に入ってたりする。
　　　
このユリ？の根？か何かを煮出してそれがとろみになるらしい。
インスタントサレップを買っては帰ったのだけど日本で飲むと只々甘いだけだった。
            
            
宝くじ屋さん。

            
栗屋さん。
　　　
モスクのみでなく教会もいくつかある。
　　　
　　　
　　　

まちを歩く、

あまりにたくさん気球が浮かぶからうっかり乗りたくなってしまった。

ひたすら歩く岩の間、牛がいて鳴いていた。

この木が好きで見つける度に嬉しくなってしまう。

バスで、近隣の町へ移動。

電信柱さえ、美しい。黙々と坂を降りたり登ったり尾道みたいじゃないか。